さんさん プラス 6月号
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大腸先生大腸先生 イトー 大腸先生 イトー に聞く腸の中には約40兆個乳酸菌とかでしょうか?それも正解のひとつ。どうして赤ちゃんの腸なが~い友だちの学校腸腸 は4もの細菌がいて、からだの役に立つはたらきをする「善玉菌」や悪い作用を持つ「悪玉菌」などがあります。善玉菌にはどんなものがあるかわかりますか?それからビフィズス菌という大切な善玉菌もいます。実は、生後間もない赤ちゃんの腸にいる細菌はほとんどがビフィズス菌なんです。日本で初めて乳製品への使用に成功したビフィズス菌(BB536)も、森永乳業が1969年(昭和44年)に乳児の腸から発見したのですよ。にはビフィズス菌ばかりいるんですか?ちゃんはお母さんの母乳を飲んで大きくなるでしょう。ビフィズス菌は母乳に含まれるオリゴ糖が大好物なので、母乳を飲むことで腸内細菌がほとんどビフィズス菌で占められるようになると考えられています。このビフィズス菌が、悪玉菌が増えるのを抑え、赤ちゃんの健康を守っているんですよ。赤ちゃんが母乳以外のものを食べるようになるとどうなるんですか?らいになって離乳食をとるようになると、食べ物と一緒にいろ大腸先生 イトー 大腸先生 生まれたばかりの赤生後4~5ヵ月目くイトー 大腸先生 イトー 大腸先生 いろな菌が入ってきます。それと同時に、腸に届き菌のエサとなる食品成分も多様になるので、ビフィズス菌の比率が減り、多くの菌が共生するようになるんです。食事をすることによって数百種類もあるという腸内細菌の多様性が生まれるんですね。年を重ねると腸内細菌のバランスはさらに変わってきます。高齢になるとビフィズス菌が減ってウェルシュ菌などの悪玉菌が増えていきます。その結果、アンモニアやインドールといった有害な腐敗産物が腸内に多くなり、体調を崩しやすくなってしまうんですよ。ビフィズス菌を減らさないようにするのが大切ですね。積極的にビフィズス菌を摂るように心がけましょう。教えてくれる先生 : 大腸先生(森永乳業ヘルスケアスペシャリスト※)イトー聞き手:イトー君(そろそろ大腸が気になる年頃。健康長寿を願って大腸のことを勉強中)母乳とビフィズス菌大人になるとビフィズス菌は減っていく年齢とともに変わる腸内フローラ※ヘルスケアスペシャリスト:健康や栄養のことをわかりやすく伝える活動をしている森永乳業ベテラン研究員大腸先生赤ちゃんは腸にたくさんのビフィズス菌を持っていますが、年齢とともにビフィズス菌の比率が減ってくるのだそうです。それはどうしてでしょうか。はたらく

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