さんさん プラス 3月号
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  うんいいは 3ちょう長友佑都さんとビフィズス菌博士は、2020年6月から1年間にわたり「ビフィズス菌トレ※」に取り組みました。長友選手は腸内環境が安定し、コンディションが上がったとのことです。さらに生活にも変化があったようです。ヨーグルトと一緒に摂っています。基本的には朝食のときで、試合があってもなくても、だいたい8時から9時くらいですね。日々の食事で無理なく続けられるのがとても良いと思います。ビフィズス菌トレをするにあたって、ビフィズス菌のエサとなる食物繊維が入った食品も心掛けて摂るようになりました。ワカメなどの海藻類を摂ったほうが良いといわれたので、意識長友佑都:イトー 私はビフィズス菌を毎日プロサッカー選手のするようになりましたね。海藻類はフランスでは手に入りにくかったので、日本から送ってもらっていました。オリゴ糖も摂っていました。特にタマネギは意識して食べていましたよ。ビフィズス菌トレを続けて、コンディションが良くなっていくのが実感できました。長友選手がビフィズス菌トレに加えて、食生活にも気を配られた結果、腸内フローラが良い状態になったのだと思います。教えていただいた中では、家族と一緒にお風呂に入るとビフィズス菌が共有されるという話をよく覚えています。我々の研究で、お風呂に一緒に入る家族は、家族間で共通の腸内細菌種をより多く持っていることがわかっています。つまり自分の腸内フローラ(腸博士 長友 博士 内な細さ菌き叢そ)が良くないと、子供や孫にも悪い菌が移ってしまう可能性があるのです。その話を聞いて、家族のためにも続ける意味があると思いました。最近では家族も「今日はビフィズス菌摂った?」などとサポートしてくれます。ビフィズス菌トレはやめられませんね。以前のようにおなかの調子を崩してパフォーマンスが乱れるような生活には戻りたくない。今の体調をキープして、2022年のワールドカップを目指していきます。世界的にもスポーツと腸内細菌との研究は始まったばかりです。長友選手のコンディション維持とさらなる向上にビフィズス菌トレが役立てるよう、これからもサポートさせてだきたいと考えています。ビフィズス菌博士:長友 博士 プロサッカー選手。Jリーグ・FC東京所属。日本代表として南アフリカ、ブラジル、ロシアとW杯3大会連続出場。森永乳業株式会社研究本部基礎研究所腸内フローラ研究室長、農学博士 小田巻俊孝なが~い友だち  長友 長友選手、「ビフィズス菌トレ」で未来をひらくプロサッカー選手の長友佑都さんは、「ビフィズス菌トレ」で体調を良い状態にキープできるようになったそうです。具体的な取り組みをご紹介します。※1 ビフィズス菌トレは、ビフィズス菌を摂ることを中心に、「知識」「食事」「運動」「心」の各コンテンツを組み合わせることで、大腸の腸内環境をカラダの内と外の両面から、より強く、よりすこやかな状態へと鍛えていくトレーニングです。積極的にビフィズス菌を摂って体調をキープしています!長友選手特別編最終回のの学校学校腸腸はたらくはたらく

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