さんさん プラス 4月号
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大腸先生イトー 大腸先生 イトー に聞く最近、若いころに比べ年齢を重ねると体力悪玉菌が増えるとどんまず腸のぜん動運なが~い友だち 3は教えてくれる先生 : 大腸先生(森永乳業ヘルスケアスペシャリスト※3)聞き手:イトー君(そろそろ大腸が気になる年頃。健康長寿を願って大腸のことを勉強中)動※大1が腸ス先ム生 ーズにいかなくなるこて体力が落ちて疲れやすくなった気がします。肩こりもひどくなったし、年なんでしょうか。も衰えますが、腸にも原因があるかもしれませんよ。私たちの大腸の中にはたくさんの細菌がいて、体に良い作用を持つ物質を生み出す「善玉菌」と、反対に有害な作用を持つ物質を生み出す「悪玉菌」がいます。年齢を重ねることで善玉菌が減り、悪玉菌が増えやすいことがわかっています。なことが起こりますか?とで、便秘や下痢を起こしやすくなります。また、アンモニアやインドールなどが増え、血液に入って全身に回ります。腸内環境が悪くなることで、肌荒れ、頭痛、肩こり、だるさなど、いろいろな症状が表れ、意外なところにも影響が出てくるのです。一方、善玉菌が増えると腸の運動が活発になるとともに、腸内が酸性になって悪玉菌が増えにくくなります。そういえば少しおなかの調子が悪いんです。肩こりなんて関係ないと思っていたけど、もしかすると腸内環境が悪くなっているのかも……。腸は食べ物を消化・吸収・排泄イトー 大腸先生 可能性はありますね。イトー 大腸先生 イトー 大腸先生 するだけではなく、全身の健康に密接なつながりがあることがわかってきました。アメリカで300万人以上の退役軍人を数年間追跡した大規模な研究から、快便の人に比べて便秘の人は心臓病になるリスクが11%、脳梗塞を起こすリスクが19%高くなり、生存率が低くなることが確認されています※2。それは大変!加齢のほか、肉中心の食生活、ストレス、睡眠不足などでも悪玉菌が増えることがわかっています。悪玉菌が増えることでも体調を崩してしまうのですね。その通りです。全身の健康づくりには、おなかの調子を整えて腸内環境を良好に保つことが大切。大腸は全身の健康づくりの要なんです。腸内環境が悪くなると意外な影響が!大腸は全身の健康づくりの要不健康な生活で悪玉菌が増える大腸先生イトー腸内環境が悪くなると、全身の健康にも影響が出てくることがわかってきました。年齢を重ねていくとともに腸内環境を良好に保つように心がけることがすこやかな暮らしのために大切です。※1 ぜん動運動:腸内で、収縮と弛緩を繰り返して腸の内容物を先に押し出していく運動※2 出典:Atherosclerosis. 2019 Feb;281:114-120※3 ヘルスケアスペシャリスト:健康や栄養のことをわかりやすく伝える活動をしている森永乳業ベテラン研究員のの学校学校腸腸はたらくはたらく

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