さんさん プラス 8月号
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が悪そうですね。ルばかり飲んでいたせいか、おなかを出して寝ていたせいか、朝から何回もトイレに行っているんです……。冷たいもののとりすぎなどで腸が冷えて血流が悪くなると腸の具合が悪くなり、夏バテにもつながります。肉など、スタミナがつきそうなものを食べたほうがいいですか?中には善玉菌と悪玉菌がいます。肉の食べすぎは悪玉菌を増やします。特に腸の調子が悪いときは気をつけましょう。イトー 大腸先生 イトー 大腸先生 では、どうすればいいですか?動とともに腸内環境を整えましょう。善玉菌を増やして悪玉菌を減らすことが大切です。善玉菌を増やす方法を教えてください。け、運動不足や睡眠不足にならない「規則正しい生活」をすることが基本になります。それから「プロバイオティクス」といって、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌を含む食品を直接とることです。乳酸菌はチーズ、キムチなどの発酵食品に多く含まれています。大腸の中に特に多いビフィズス菌は通常血流を促す適度な運まずは暴飲暴食を避の食品には含まれていませんが、ビフィズス菌入りのヨーグルトやサプリメントからとることができますよ。なるほど。さらに「プレバイオティクス」といって、善玉菌のエサになる食品成分をとることで間接的に善玉菌を増やす方法もあります。具体的には食物繊維が多く含まれる野菜、キノコ・海藻などや、オリゴ糖が多く含まれる大豆・タマネギ・バナナ・ハチミツなどの食品を積極的に食べることです。善玉菌が増えて腸内環境が良くなると、自律神経のはたらきも良くなる崩しやすい夏こそ、腸内環境を良くする「大腸活」が大切です。イトー 大腸先生 イトー 早速やってみます!腸の不調から夏バテにも腸内環境をととのえて夏を元気に過ごそうこうすれば善玉菌が増える!教えてくれる先生 : 大腸先生(森永乳業ヘルスケアスペシャリスト※1)聞き手:イトー君(そろそろ大腸が気になる50代。健康長寿を願って大腸のことを勉強中)大腸先生大腸先生 イトー 大腸先生 イトー 大腸先生 に聞くおや、なんだか具合このところ暑くてビーそれはいけませんね。夏バテを防ぐには、焼ご存知の通り、腸のなが~い友だち 3はものつでな、が熱り中ま症す※や2夏。胃バ腸テのの調予子防をに大腸先生イトー※1 ヘルスケアスペシャリスト:健康や栄養のことをわかりやすく伝える活動をしている森永乳業ベテラン研究員※2 出典:小林弘幸著『腸活にいいこと 超大全』(宝島社・2021年)暑さに負けないようにと、冷たいものや肉料理ばかり食べていませんか?栄養のバランスが崩れると腸内環境も不安定になりがちです。夏こそ腸活をして元気よく過ごしましょう。のの学校学校腸腸はたらくはたらく

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