さんさん プラス 9月号
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は3でしたね。少し夏バテ気味です。腸の調子を崩しやすい時期なので注意してください。腸内環境を良い状態に保つ「大腸活」を心がけましょう。して、悪玉菌が増えないようにすることですね。ちの腸の中には、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌と、ウェルシュ菌や黄色ブドウ球菌などの悪玉菌がいます。健康に良い物質をつくる善玉菌に対して、悪玉菌はアンモニアなどの有害な腐敗産物をつくります。これらの腐敗産物が体内に入り、さまざまな不調を引き起こします。悪玉菌が増えると腸の動きがにぶくなって便秘になったり、下痢を起こしやすくなります。腸内環境を整えるために注意すべきことは?動習慣も大切ですが、やはり一番は「食事」です。腸内細菌は私たちが食べたものをエサにして発酵・分解を行いますから。などの善玉菌を含む発酵食品や、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を含むサプリメントなどを積極的に摂るようにしましょう。また、オリゴ糖や水溶性食物繊維は善玉菌のエサになります。具体的には、どんなものを食べれば良いのですか?マネギ、ハチミツなどに多く含イトー 大腸先生 大腸先生 イトー 大腸先生 規則正しい生活や運ヨーグルトやキムチオリゴ糖は大豆、タまれます。水溶性食物繊維はもち麦、海藻、カボチャなどに多く含まれます。また、多くの野菜に含まれる不溶性食物繊維も、便の量を増やしてお通じを改善する効果があります。オリゴ糖が入っている飲料もありますね。飲料は手軽に飲めるのでおすすめですよ。ビフィズス菌は年齢とともに減ってしまうことがわかっています。せっかく摂ったビフィズス菌も便として出て行ってしまうので、おなかの中にいつもビフィズス菌がいる状態を保つことが大切です。ビフィズス菌と、ビフィズス菌のエサになるオリゴ糖の入った飲料を併せて摂り続けるようにするなど、腸内環境を整えるように心がけましょう。はい、「大腸活」します!イトー 大腸先生 イトー 不調の原因は悪玉菌かも季節の変わり目は「食」で腸内環境を整えようオリゴ糖や食物繊維を摂ろう教えてくれる先生 : 大腸先生(森永乳業 ヘルスケアスペシャリスト※1)聞き手:イトー君(そろそろ大腸が気になる50代。健康長寿を願って大腸のことを勉強中)大腸先生イトー 大腸先生 イトー 大腸先生 に聞く厳しい暑さが続いた夏季節の変わり目は胃つまり、善玉菌を増やその通りです。私たなが~い友だち大腸先生イトー※1 ヘルスケアスペシャリスト:健康や栄養のことをわかりやすく伝える活動をしている森永乳業ベテラン研究員暦のうえでは秋ですが、まだまだ蒸し暑さが続きますね。季節の変わり目は胃腸の調子を崩しやすくなります。腸内環境を整えて、食欲の秋を楽しみましょう。のの学校学校腸腸はたらくはたらく

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