がですか?「腸にいい生活」を心がけているので毎日バッチリです!なりにくいんですけど、毎日きちんとお通じがあるのは気持ちがいいですね。に便がつくられているのかを説明しましょうか。は、食道を通って胃に運ばれます。強い酸性の胃液でドロドロになった食べ物はそこから十二指腸に送られ、すい液や胆汁などの消化液で分解されます。こイトー 大腸先生 イトー 大腸先生 イトー 下痢のときは水分を吸れらの消化液は1日に約6リットル※1も分泌され、食べ物に含まれる水分や唾液を加えると約9リットルの量になります。9リットルも!べ物が混ざった液体は小腸に入り、そこで約7リットルの栄養素と水分が吸収されます。ということは、大腸に入った時点では2リットルくらいに?物の残りかすはまだドロドロの状態です。大腸はそれを「ぜん動運動」で先に進めながら、さらに水分を吸収して固形にしていきます。それが便ですね。収しきっていないわけですか?その後、消化液と食はい。それでも食べ大腸先生 イトー 大腸先生 そうですね。便の形状にはぜん動運動が深く関係しています。活発すぎると水分を吸収できずに下痢気味になります。逆にぜん動運動が弱いと水分を吸収しすぎて便が硬くなり、押し出す力が弱いこともあって便秘になりやすくなります。なるほど。快便のためには大腸のぜん動運動が大切になるのですね!はい。便秘になって大腸の中に便が留まる時間が長くなると悪玉菌が増え、ますます大腸の働きが悪くなります。それを防ぐには、ビフィズス菌などの善玉菌を増やして腸内の環境を良くすること。ビフィズス菌がつくる酢酸は悪玉菌の増殖を抑えるとともに、腸の壁を刺激して、ぜん動運動をうながす作用もあるんですよ。水分を吸収しながら進む便がつくられるメカニズム善玉菌がぜん動運動も改善教えてくれる先生 : 大腸先生(森永乳業 ヘルスケアスペシャリスト※2)聞き手:イトー君(そろそろ大腸が気になる50代。健康長寿を願って大腸のことを勉強中)大腸先生大腸先生 イトー 大腸先生 イトー 大腸先生 イトー 大腸先生 に聞く最近、お通じはいか先生に教えてもらったそれは良かった。僕はもともと便秘にはでは、毎日どのようお願いします。口から入った食べ物なが~い友だち3は大腸先生イトー食事をしてからどのように便がつくられていくかをご存じですか?お通じの良し悪しは、大腸のはたらき具合で変わってきます。そのメカニズムをご紹介します。※1 出典:「からだと病気のしくみ図鑑」(法研)※2 ヘルスケアスペシャリスト:健康や栄養のことをわかりやすく伝える活動をしている森永乳業ベテラン研究員のの学校学校腸腸はたらくはたらく
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