さんさん プラス 12月号
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累5森永乳業では、100年以上にわたって、赤ちゃんの健康のために育児用ミルクの研究と開発を進めており、「子育てに関わる方のお役に立ちたい」という思いから、1975年に無料電話相談窓口「エンゼル110番」を開設いたしました。2022年8月5日には、相談件数が累計100万件に到達いたしました。この47年間、子育てをとりまく環境はめまぐるしく変化してきましたが、いつの時代も子育ては試行錯誤の連続です。相談員は相談者に寄り添い、育児にかかわる皆さまが安心して子育てをするためのサポート・ネットワークの一つでありたいと考えています。パパとママで育児を楽しめるようにサポートします!無料の電話育児相談で子育てを応援します。SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)は持続可能でより良い世界を目指す国際目標。国連が定めた17の目標と169のターゲットから構成されています。サステナビリティって何?サステナビリティ(Sustainability)は「持続可能性」という意味の言葉。環境や社会などの基盤を守ることで、次の世代も含め人々が安心して暮らせる世界を作っていく取り組みです。サステナビリティ推進部推進グループ大門千里話を聞いてもらうだけでも、心が少し軽くなります。杉内:子どもが泣き止まなくて、悲しくなることがありました。泣き止んでくれるアイデアや方法はありますか? このような誰もが感じることでも相談して良いでしょうか?相談員:月齢の低い赤ちゃんの場合、泣き止んでほしいという相談は特に多いので大丈夫ですよ。方法としては、例えば、おくるみにギュッとくるんで抱っこしたり、泣き止むと話題の音楽を流したり、狂言も良いそうです。赤ちゃんにサングラスをかけるというアイデアもありますよ。よく泣く“泣き虫赤ちゃん”も個性だと受けとめたいけど、お世話をする側にとっては、とにかく泣き止んでほしいですよね。パパやママの心境、普段の赤ちゃんの様子をおうかがいして、相談員総出でアイデアを出し合ってお伝えしています。他にも「赤ちゃんの食生活」や「相談しているパパ、ママ自身の悩み」などの相談も多いです。話すだけでも気持ちがラクになることもあるかもしれないので、お気軽にお電話くださいね。通信販売でも、粉ミルクや赤ちゃん向けビフィズス菌などをサプリメントなど商品のご購入はコチラご購入いただけます北村:私の場合は夫が育児を手伝ってくれたので助かりました。育休をとるパパも増えていると聞いています。パパから相談されることは多いですか?相談員:パパからの相談はぐんと増えています。パパからの相談件数の記録をとり始めた2004年は年間約100件でしたが、2021年には年間231件になりました。最近は「ママをどうやってサポートすればいいのか」というご相談が多いですね。出産後にパパに起こるブルーな気分やうつ状態を「パタニティブルー」と呼び、マタニティブルーと同じような症状が、パパにも増加していると注目されています。はじめは育児に慣れていないので、ブルーな気分になってしまうのは自然のことと受け止めてとお伝えしています。ママとコミュニケーションをとっていくこともとても大切です。2022年10月からは、男性が育児休業を取りやすくするための新たな制度「産後パパ育休」制度が始まりました。パパとママで育児を楽しんでいけるようにサポートしたいと思います。森永乳業のサステナビリティの取り組み その❾47年間、相談件数計100万件突破!ベテラン相談員に聞く、気持ちがラクになる子育てのコツ

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