さんさん+ 23年2月号 電子ブック
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乳酸菌は自然界一般に広くすんでいますが、ビフィズス菌は酸素に弱いので、ほぼ酸素が届かないヒトや動物の大腸がすみ処です。大腸は乳酸菌にとってはすみづらい環境ですが、ビフィズス菌のエサとなる食物繊維が豊富なため、ビフィズス菌が活躍できます。大腸の中にいるビフィズス菌と乳酸菌の割合を比べると、ビフィズス菌が99.9%に対して乳酸菌は0.1%※と、1000倍もの差が!この数字からも、ビフィズス菌を摂ることが大腸の環境改善に役立つことがわかります。※Ogata et al.,Microbial Ecology in Health and Disease.1999から算出※乳酸菌を旧Lactobacillus属とした場合大腸のキホン腸の調子を整えるビフィズス菌BB536配合メモリービフィズス記憶対策サプリ記憶力を維持するビフィズス菌MCC1274配合毎朝爽快Lightビフィズス菌のエサとなるラクチュロース(ミルクオリゴ糖)配合。乳酸菌は糖分などを分解して乳酸を作ります。ビフィズス菌も同じように乳酸を産生しますが、酢酸も作り出すのが特長です。酢酸は悪玉菌を抑制したり、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にしたり、腸の環境に良い作用をもたらすとされている短鎖脂肪酸の一種。毎日意識してビフィズス菌を摂取することが、大腸の健康につながります。20代※Odamaki T et al. BMC Microbiology (2016)を元に作図0.1%※乳酸菌乳酸菌605040302010(%)52.4%離乳食開始前42.5%12.9%離乳食開始後卒乳後〜3歳ビフィズス菌ビフィズス菌は年とともに減っていく6.1%善玉菌の代表としてよく耳にするビフィズス菌と乳酸菌。分類学的にはヒトとクラゲほど違うんです!ビフィズス菌を効果的に摂る方法は?ビフィズス菌は加齢とともに減少します。生まれたばかりの赤ちゃんのおなかの中では、腸内細菌のほどんどがビフィズス菌。ここをピークにどんどんビフィズス菌は減少していきます。さらに、ビフィズス菌は食事などで摂取しても、ずっと腸内にとどまることができません。だから、毎日継続してビフィズス菌を補うことが大切。サプリメントで摂ることもできるので、自分に合う方法で摂取しましょう。ビフィズス菌のエサとなる成分も一緒に摂取すると、ビフィズス菌が増えやすくなります。ビフィズス菌が大好きなのが、オリゴ糖と水溶性食物繊維。オリゴ糖はバナナやハチミツ、大豆などに多く含まれ、水溶性食物繊維はオクラ、アボカド、カボチャなどに多く含まれています。例えば、ビフィズス菌入りのヨーグルトにバナナとハチミツをのせて食べるのもおすすめです。99.9%ビフィズス菌ビフィズス菌を腸まで届ける!ビフィズス菌と一緒に摂るのがおすすめ!健康のカギとなる大腸で活躍するのがビフィズス菌すんでいる場所が違う!ビフィズス菌は腸内環境を整える酢酸を作る作り出すものが違う!ビフィズス菌と乳酸菌の違いを知ろう!1270

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