さんさん+ 23年2月号 電子ブック
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1腹横筋2腰方形筋8ココが動くココが動く❶の姿勢で、右手を床につきます。椅子の場合は、右手で椅子のふちをつかんで行いましょう。脇の筋肉が伸びるのを意識しましょう。手を上げるのがきつい場合は、右図のように手を頭につけて脇を伸ばしましょう。左手を上に上げ、耳に付けるようにイメージして息を吐きながら脇を伸ばすように、上体を右側に傾けていきます。この姿勢のまま2~3呼吸して、元の姿勢に戻ります。次に反対側も行いましょう。スマートフォンを見たりするときは、姿勢が悪くなりやすく、呼吸も浅くなりがちです。意識して、おなかをふくらましてへこますという腹式呼吸をゆっくりと時間をかけて行うことで、内臓を支えるおなか周りの筋肉が鍛えられ、内臓の血流が良くなって新陳代謝が上がり、内臓のはたらき、特に腸のはたらきも良くなります。ぜひ、毎日続けてみてください。ポイント!骨盤を意識して正座をします。息を吸うときに肩が上がったり、腰をそりすぎないようにしましょう。次に8~12秒ほど時間をかけて口から息を吐きます。この時におなかがへこむのを意識します。by MORINAGA&CO.,LTD.ふくおうきん※❶❷とも正座でご紹介しています。あぐらや椅子でもOKです。両手はももの上にのせます。5~7秒ほど時間をかけて鼻から息を吸います。この時、おなかがふくらむことを意識します。深く呼吸することで内臓のはたらきも良くなります!取材協力/森永製菓 in トレーニングラボ イラスト/サイトウシノようほうけいきんポイント!教えてくれる先生/パフォーマンススペシャリスト中島 裕今月のテーマ手を頭につけた状態で行ってもOK肩こりや腰痛で悩む森永社員のために開発された体操です。みなさんもご一緒に、毎日少しずつ続けてみませんか。公認スポーツ栄養士・三好友香の食事アドバイス目安:10回目安:2~3呼吸で各1回パフォーマンススペシャリスト中島 裕●深く呼吸しながら行う●肋骨とおなかの 動きを意識する善玉菌を増やして腸活しましょう!おなか周りの筋肉を動かす体操と一緒に心がけたいのが、食事で善玉菌を摂ることです。ビフィズス菌などの善玉菌が増えると、腸内環境も良くなり、全身の健康にもつながります。善玉菌をしっかり摂ることでお通じの改善にもつながります。ただし、排便時に善玉菌も一緒に出てしまうので、毎日続けて摂ることが大切です。合わせて、善玉菌のエサとなる、オリゴ糖や食物繊維も摂るようにしましょう。ヨーグルトやキムチなどのほかに、ザーサイやザワークラウト(乳酸発酵のキャベツ)もおすすめです。腹式呼吸サイドストレッチ内臓機能を整える今回のポイント

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