さんさん プラス 8月・9月号
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1胃243 52022年6月撮影「大腸のキホン」や「記憶対策サプリ」をはじめ、さまざまな製品に使用するビフィズス菌末を製造する、森永乳業グループの森永北陸乳業株式会社・福井工場のみなさんに登場いただきました!原料の製造現場はなかなか見えない部分ですが、森永乳業のビフィズス菌製品は多くの人に支えられています。今月号の表紙は森永北陸乳業株式会社・福井工場のみなさんです!食べ物を蓄え、消化の第1段階が行われます。食べたものは1日あたり約9ℓもの液体になります。大腸の中では腸が強く縮んでゆるむ動き「ぜん動運動」をリズミカルに繰り返すことで便がスムーズに排出されます。この働きをサポートするのが、善玉菌などの腸内細菌のバランスが整った腸内環境です。善玉菌の一種、ビフィズス菌と乳酸菌は、人間とクラゲほど違う種類の腸内細菌です。乳酸菌が主に働くのは小腸。ビフィズス菌は主に大腸に生息しています。大腸にすむビフィズス菌と乳酸菌の割合は99.9%がビフィズス菌で、0.1%が乳酸菌※なのです。ビフィズス菌は大腸にとってとても大切な善玉菌です。食べ物をさらに分解・消化し、栄養の吸収を行います。胃から流れ込む液体約9ℓのうち、約7ℓの栄養成分と水分が吸収されます。(出典:Ogata et al.,Microbial Ecologyin Health and Disease.1999 11(1):41-46 ※乳酸菌を旧Lactobacillus属とした場合)水分やミネラルを吸収し、便を作ります。約2ℓの残りかすは、大腸で水分が吸収され、固形となって便が形成されます。大腸の腸内環境は数十兆個ある腸内細菌でつくられています。様々な腸内細菌がいる状態がお花畑(フローラ)のように見えることから腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)は「腸内フローラ」とも呼ばれています。腸内フローラでは、からだに良い働きをするビフィズス菌に代表される善玉菌や、悪い影響を及ぼす悪玉菌などが活動しています。悪玉菌が優勢になるなど、細菌のバランスが乱れてくると、体調にも影響が出て、お通じなどの不調の原因となります。ビフィズス菌は、大腸を刺激して活発に動かし、腸内環境を良好に保ち、おなかの調子を整えてくれる「酢酸」を生み出し、有害物質を作る悪い菌の活動を抑制します。しかし、ビフィズス菌は加齢にともない減ってしまうので食事などから積極的に摂ることが大切です。毎日快腸になるために、腸内環境のこと、大腸を整える強い味方となるビフィズス菌のことを知って、賢く腸活を続けていきましょう!ビフィズス菌は主に大腸で活躍悪玉菌乳酸菌は主に小腸で小腸の長さは約6m活躍大腸の長さは約1.5m0.1%※乳酸菌大腸ではビフィズス菌が乳酸菌の1000倍!便がつくられるメカニズム小腸大腸腸内環境(腸内フローラ)のことを知ろう!ビフィズス菌の働きを知ろう!99.9%ビフィズス菌ビフィズス菌のチカラで快腸さんになろう!

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